古物商許可申請の申請後の手続きの流れ
今回は、古物商許可申請後の手続の流れについてご説明いたします。
申請時の手続きについて
まずは申請書類一式を持参して、管轄の警察署の生活安全課へ提出します。
申請時には申請手数料の19,000円を納める必要があります。神奈川県の収入証紙で納めるので、最寄りの交通安全協会で予め購入しておくとよいでしょう。
神奈川県の古物商許可申請では、予約制がとられていないので窓口で長時間、待たされることがあります。時間に余裕をもって申請にいくようにしてください。おそらくどこの警察署でも同様かと思います。
申請が受理されると「受領証」を手渡されます。
この受領証は、許可証の受け取り時に必要となるので、紛失しないよう大切に保管しておいてください。
まずは電話で古物商許可がおりたことの連絡がある
申請書が受理され審査が順調に進むと、約40日程で許可がおります。
許可がおりれば、申請書を提出した管轄警察署の生活安全課から1回目の電話連絡がきます。
古物商許可証が届く前でも許可そのものは出ているので、古物商の営業をおこなうことはできます。
1回目の電話では、古物商の許可がおりた年月日、許可番号が伝えられます。
このように古物商許可証を受け取る前でも古物証の営業ができるように、警察署から電話で連絡をいただけることになっています。申請者に不利益がないよう配慮している取り扱いです。
つぎに古物商許可証の受け取り
古物証の許可がおりてから約1週間~10日間ほどで公安委員会から管轄の警察署へ古物商許可証が届きます。
この時点で2回目の電話連絡が管轄の警察署からあります。
申請時に受け取った受領証を持参して、管轄の警察署で古物商許可証を受け取ります。
古物商許可証を受け取れば、手続きは一通り完了です。
(繰り返しになりますが、許可証を受け取る前でも古物証の営業をすることはできます)