運行管理者基礎講習(貨物)修了

7月20日~22日の3日間にわたり横浜市の神奈川県トラック協会で運行管理者基礎講習を受講し、無事に修了することができました。
運行管理者基礎講習とは
運行管理者基礎講習とは「運行管理を行うために必要な法令及び業務等に関する必要な基礎知識の習得を目的とされる方」が対象者とされています。
3日間で16時間の講義を受講するというややハードなスケジュールとなっています。
この基礎講習を修了した方は、運行管理者の補助者となることができ、点呼等をおこなうことができるようになります。
また、この基礎講習を修了すると、運行管理者試験の受験資格を得ることができます。
基礎講習を修了するには最終日におこなわれる効果測定をクリアーする必要がありますが、3日間、集中して講義をきいていれば効果測定をクリアーすることはそれほど難しくはないと思います。
運行管理者基礎講習の申込方法
基礎講習は、NASVA(独立行政法人自動車事故対策機構)の運行管理者等予約システムから申込ができます。
https://k-yoyaku.nasva.go.jp/yoyaku-user
基礎講習には「貨物」「旅客」の2種類があります。
ご自身が受験する試験等に応じた種類の基礎講習を申し込むことが必要です。
運行管理者試験の勉強をしていてよかった
運行管理者試験の受験資格を得るために受講したので、すでに運行管理者試験のテキストと問題集を入手してある程度、学習をすすめていました。
この度、受講した運行管理者基礎講習の内容については概要程度しか把握していなかったのですが、運行管理者試験の出題範囲と重なる部分が大半で、すすめていた運行管理者試験の試験勉強が基礎講習の効果的な予習となりました。
試験勉強の過程でよく理解できなかった分野について、講師の方のお話を聞くことで理解できたり、スライドを見て視覚的に理解できたり、何となくでしか理解できていなかった箇所について改めて説明を聞くことで理解が鮮明になったりしました。
試験勉強を始めていなかったら全くの初見の事柄で頭に入ってこなかった事項も多かったと思います。
予習として意識していたわけではありませんが、運行管理者試験に向けた勉強をしていて良い結果となりました。
なお、私が受講した神奈川県トラック協会では1日目に会場に到着した順番で席が決まり、3日間とも同じ席に座りました。
講義に集中したい方はお早めに会場へ到着するとよいかと思います。
運行管理者基礎講習を修了したら
運行管理者基礎講習を修了することによって正式に受験資格を得られることになります。
すでに運行管理者試験の受験を申し込んでいても、基礎講習を修了していなければ受付は全て終了していません。
基礎講習の最終日に修了証(と手帳)が交付されるので、この修了証を受験申込サイトにアップロードすることにより受験の申込が完了します。