防衛省の発注する建設工事の入札参加資格申請
防衛省の建設工事に入札参加するためには
先日の記事では、全省庁統一資格の入札参加資格申請についてご紹介しました。
全省庁統一資の入札参加資格が認められると、①物品の製造・販売、②役務の提供、③物品の買受に入札参加することができるようになりますが、建設工事、測量・建設コンサルタントについては入札参加できません。
建設工事等に入札参加するためには、各省庁ごとに定める手続きに従う必要があります。
そこで今回は、防衛省の入札参加資格申請の手続きについて簡単にまとめてみました。
随時申請と定時申請
防衛省の建設工事に入札参加するための手続きには、大きく分けて①随時登録、②定期登録という2つの手続きがあります。
はじめて登録を希望する場合は①随時登録、既に名簿に登録済みで次期も登録を希望する場合は②定期登録の手続きをおこないます。
①随時申請は、本社所在地を管轄する地方防衛局に、書類を郵送で提出しておこないます。
②定時申請は、インターネット経由で申請をおこないます。
定時申請は、2年に1回のタイミングで定められた期間内に申請する必要があります。このタイミングを逃すと随時申請をおこなうことになります。
有資格名簿は2年ごとに更新されます(現行名簿の期間は令和3年4月~令和5年3月まで)。
現行名簿に登録済みの事業者様が次回の令和5~6年度に登録を希望する場合には、令和4年12月頃に始まる期間内に定時申請をおこなう必要があります。