小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)について

小規模事業者持続化補助金の低感染リスク型ビジネス枠という特別枠が設けられ3月中にも詳細が公開される予定です。

小規模事業者持続化補助金のコロナ特別対応型が昨年12月で終了してしまいましたが、低感染リスク型ビジネス枠はコロナ特別対応型の続編といえるでしょう。

詳細の公表に先立ち、低感染リスク型ビジネス枠の概要についてご紹介したいと思います。

小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)の概要

小規模事業者持続化補助金の一般型と低感染リスク型ビジネス枠との比較を表にまとめました。

一般型低感染リスク型
ビジネス枠
上限額50万円100万円
補助率2/33/4

低感染リスク型ビジネス枠では、ポストコロナ社会に対応したビジネスモデルへの転換に資する取組や感染防止対策費(消毒液購入費、換気設備導入費等)を補助するとされています。

具体例として、対人接触機会の減少に資するビジネスモデルへの転換のため、飲食店が大部屋に間仕切りを設けて個室にする、予約制とするためのシステムを導入すること、オンライン化のためのツールやシステムの導入、ECサイト構築費が紹介されています。

低感染リスク型ビジネス枠は電子申請のみ

この小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)は、JGrants(ジェイ・グランツ)による電子申請のみの受付を予定しています。

JGrants(ジェイ・グランツ)とは、補助金の申請・届出をするための電子申請システムですが、このJGrantsを利用するためにはGビズID(gBizプライム)を取得することが必要です。

GビズIDを取得するためには申請から2~3週間かかります。

低感染リスク型ビジネス枠の申請をお考えであれば、公募開始前からGビズIDの取得をおすすめします。