骨折や手術、入院生活を経て得られたこと

 

シニアサッカーの試合で骨折をしてしまい10日間程度、入院をしておりました。

入院生活などを通して得られた気づきなどについてまとめておきます。

読書の習慣を取り戻すことができた

自宅にある、購入しただけで目を通せていない山のような書籍。

入院生活は暇だろうと思い、病棟に30冊程度を持ち込みました。

全て読破しようと意気込んだものの、目を通せたものは12,3冊程度。

それでも読書から得られるものは多く、今後も継続したいと思えるようになりました。

自分なりにつかんだコツは、1度読み始め本は最後まで集中して読むこと、アンダーラインやメモを書き入れて本を加工して読むことです。

短期間で大量の本を読むと、著者やジャンルの違う本でも、「あの本で言及していたことはこういうことだったのか」というように相互に知識がつながるような感覚を得ることができました。

また、取っ付きにくいと思われる書籍でも喰らいつけば何とかなるという自信、意識をもつことができるようになりました。

健康の大切さを改めて思い知った

骨折をしたため日常生活に多少の不便がありました。もちろん入院をしていたので、場所的な制約もありました。

また、手術前の検査で血糖値が高いことが判明し、血糖コントロールが必要になったのですが、そのおかげで疲れやすかった体質が改善され、かえって体調がよくなりました(血糖値が高いと、感染症リスクが高まったり、止血が難しくなったりするそうです)。

この体調を維持できれば、仕事も日常生活もこれまで以上に充実できそうです。もっともっと頑張れそうです。

怪我をした4月16日から、間食を一切しないで1日3回の食事しかとらず、飲み物は水かお茶、お酒も飲まないという日々を継続できています。

この体調を維持しさらに改善するためと思うと、食事制限や禁酒も苦にならなくなりました。

目の前の仕事だけではなく、長期的な視点にたって健康維持、体力向上に努めたいと思います。

どこでも仕事ができることがわかった。設備投資をしよう。

病棟にノートPCとスマートフォンを持ち込めたので、多少の不便はあるものの何とか仕事をすることができました。

(役所関係の仕事が多いため入院期間がGWと重なっていたのは不幸中の幸いでした)

ここ1~2年でペーパレス化を進めていたおかげで、業務に関する書類の多くはクラウド上に保管されており、スマホのテザリングを使うことで入院先からもアクセスすることができました。

ゴールデンウィーク間の平日に役所からきた補正の連絡にも、何とか対応することができました。

 

もっとも、スマホのテザリングでは通信速度や容量の問題があり、ベストな環境ではありませんでした。

外出先でも仕事ができるような環境を整えるため、積極的に設備投資をしていきたいと考えています。

何のために骨折という出来事を起こしたのだろう?

骨折をする数日前に「何のために骨折という出来事を起こしたんだろう」と考えると、未来に意識が向き、プラスに捉えやすくなるという内藤勲さんのブログ記事を読みました。

私が骨折をするわずか4日前に投稿されたブログ記事です。

骨折した当初から、それほど悲観的にならなかったのは、偶然のタイミングでこの記事を読むことができたおかげかもしれません。

(RSSに登録しているブログだったので、リアルタイムに(骨折をする前に)読むことができました)

 

血糖値をよい状態で保つためには、今後も食事制限が続くと思われます。

自ずとお酒を飲む機会も制限されることになるでしょう(コロナ禍の影響も相俟って)。

健康維持・体力向上に努め、孤独にマイペースに自ら取り組みたいことに集中するためでしょうか。

何のために骨折という出来事を起こしたのか、もう暫く考えたいと思います。