静岡県で産業廃棄物収集運搬業許可申請

少し前になりますが、静岡県東部健康福祉センターで産業廃棄物収集運搬業の許可申請をしました。

事務所から近い神奈川県、東京都の申請は郵送でも受け付けているのですが、事務所から離れた静岡県の申請は窓口での受付のみ。といっても、東名高速を使えば1時間半程度で到着です。

静岡県における申請の特徴をいくつかあげてみたいと思います。

処分場の許可証が必要

静岡県の申請では、産業廃棄物の運搬先となる中間処分場または最終処分場の許可証の添付が必要になります。

インターネット上で許可証をダウンロードできれば問題ないのですが、全ての産業廃棄物の種類を取り扱おうとすると、許可証を集めるのに苦労します。

場合によっては、政令指定都市レベルでの許可証を探す必要があります。

原本証明が必要となる

静岡県の申請では、添付書類である定款や決算書について原本証明の提出を求められます。

この点は、神奈川県や東京都と異なります。

もっとも、原本証明を用意すること自体は難しいものではありません。

講習会修了証の原本を提示する必要がある

静岡県の申請では、講習会修了証の原本提示が必要になります。

東京都や神奈川県では、修了証のコピーを添付すればよいことになっています。

積み降ろし地での許可が必要

今回は、神奈川県内の事業者様からご依頼をいただき静岡県知事の産業廃棄物収集運搬業許可申請をおこないました。

このように他の都道府県知事の許可が必要となるのは、産業廃棄物収集運搬業の許可が廃棄物を積む場所と、産業廃棄物の運搬先との両方で許可が必要となるためです。

例えば、静岡県内の建設現場で排出された産業廃棄物を神奈川県内の中間処分業者へ運搬する場合には、静岡県知事許可と神奈川県知事許可の両方が必要となります。

そのため、隣接する都道府県の産業廃棄物収集運搬業許可を取得される事業者様が多くいらっしゃいます。

せっかくだから沼津港で海鮮丼

せっかく静岡まで申請に来てとんぼ帰りというのも何なので、沼津港で海鮮丼を昼食にいただきました。

午前中に予約をしたのは、このためです。

郵送申請やオンライン申請は移動がなく楽ですが、遠方での窓口申請には、このような楽しみ方もありますね。